【ブログ】運転資金はどれくらい必要?
ご覧いただきありがとうございます。今回は、「運転資金」について書いていきたいと思います。
運転資金とは?
運転資金とは、日々の会社運営に必要な現金や資産のことを指します。具体的には、商品や原材料などの仕入や従業員の給料などに必要な短期的な資金のことを指します。運転資金が不足すると、業績が良くても日々の運営に支障をきたす可能性がありますので非常に重要なものです。
運転資金の算出方法
運転資金は主に次のように算出します。
運転資金=売上債権+棚卸資産ー仕入債務
経常運転資金や所要運転資金などと呼ばれることもあります。
運転資金はどれくらいあれば安心?
必要な運転資金の目安は業界によって異なります。
例えば、BtoCのサービス業の場合は現金での取引が多いため、必要な運転資金の金額は少なくなります。一方で、製造業であれば、材料の仕入をしてから商品の販売・入金までの期間が長いため比較的多くの運転資金が必要です。
運転資金は会社設立後の年数によっても異なり、創業段階では最低でも半年分以上は必要だと言われています。
また、事業内容によっては季節変動を考慮する必要があります。例えば、アイスクリームやかき氷などは夏に売上が高い一方で冬は減少します。このような事業の場合は、過去の実績から必要な運転資金を予測して対策を練る必要があります。
どのように管理すれば良い?
運転資金を増やすにはいくつかの方法があります。銀行から運転資金を借り入れたり、可能な限り売掛金を早めに改修したり、不必要な経費を削減するなどの取り組みが考えられます。
まずは、会社の運転資金を把握し、あとどれくらい運転資金が必要かを計算してみましょう。